『10/16(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~職業復帰に向けてのリハビリテーション~
仕事をしていた人が、病気やケガ、手術で入院すると、それまでの当たり前の生活は一変します。
その方が家族を支える立場であれば、なお一層のことです。
元の仕事に戻れるのか、どのくらいの期間でどの程度回復するのか、万一、元の仕事に戻れない場合、
残された能力をどのくらい引き出すことができるか、失った能力を補うために何が必要なのか、
通勤手段はどうするか・・・。作業療法士は、他の専門職と連携して、
さまざまな視点から考えを巡らせます。
今回は、身体と精神の機能を詳細に把握するための検査・測定の一部を体験していただきました。
集中してミスなく作業できるか、手の器用さはどうかなど、検査項目からその方ができることと
困難なことを明らかすることで、リハビリテーションの目標が定まるからです。
私たち作業療法士は、職業復帰に向けてのリハビリテーションにおいて、ご本人のみならず、
ご家族の方々の生活への影響も考えます。さらに、必要に応じて職場の方々へのアプローチも
視野に入れて仕事をします。
その後の人生を少しでも前向きに考えてくださるようになるまで、寄り添い続けるのが
作業療法士の仕事であることを理解していただけたと思います。
次回のオープンキャンパスは『認知症の検査と体験』です。
理学療法学科 ~足の裏の圧力を計測して自分の足をよく知ろう~
今回の体験授業は、『フットプリンターを使って自分の足型をとってみよう』という内容で行いました。
まずは、簡単に足の構造について学びました。
足の骨はどのようにつくられているか、土踏まずなどの足のアーチにはどのような働きがあるのかなど、
説明しました。
また、足によくみられるトラブル(タコや扁平足、外反母趾など)について紹介しました。
さっそく参加者の皆さんにも足型をとってもらいました。
どんな足型がとれたかな・・?
今回とった足型を確認すると、体重が主にどこにかかっているか、どこにタコができているか、
アーチが低下していないかなど、いろいろな特徴が分かります。
その後、健康な足を保つためのエクササイズを紹介し、実践してもらいました。
今回のアドバイスを、今後の参考にしてくださいね。
次回のオープンキャンパスは、『ストレッチポールを使ってきれいな姿勢をつくってみよう』です。
是非、ご参加ください。
救急救命学科 ~人の搬送って大変~
10月16日のオープンキャンパスでは、『救急隊の搬送法を体験しましょう』をテーマに体験実習を
行いました。倒れている人の体位の変換、手近なものを使用しての搬送法、救急隊が使用する担架や
ストレッチャー、バックボードの使用法などについて学習しました。
次回のテーマは「からだの状態を確認しましょう」です。自分の体の生命兆候
(呼吸数・脈拍数・血圧・体温など)について勉強してみましょう。
看護学科 ~高齢者の世界を体験しよう~
今回の体験授業は高齢者体験をしてもらいました。
まずは看護学生より高齢者の身体的変化について説明をしてもらいました。
その後、高齢者疑似体験をしてもらいました。
初めて体験した参加者が多く、高齢者はこんなに体が動かしにくく、
世界が黄色く見えていることを身をもって感じていました。
その後、交流会で在校生に看護や学校生活について聞くことで、
「先輩がやさしく教えてくれて、学校生活も詳しく知ることができてよかったです。」
との意見をもらいました。
次回のオープンキャンパスは『車椅子に乗ってみよう』です。