『11/13(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~認知症の検査と体験~
世界的に増加していると言われる認知症
皆さんは認知症について
どのように理解していますでしょうか。
今回、作業療法学科では
知っているようで知らない認知症についての
簡単な講座と検査体験を行っていただきました。
検査を通して、作業療法士の役割や考え方など
少しは学んで頂けたのではないでしょうか。
患者様は何か困っています。
それに気づき原因を考え
作業を通して元気になっていただく事が
作業療法士が行っている一面です。
人は作業なしでは生活できません。
次回は「日常生活にある高次脳機能って?」です。
ぜひ参加してみてください。
理学療法学科 ~ポールを使ってきれいな姿勢をつくってみよう~
最近は、うつむいた姿勢でスマホやパソコンを使用し続けて、首が前に出てしまう人が増えています。
この状態は「スマホ首」と呼ばれ、首や肩のこり、頭が重いなどの体の不調が起こります。
今回は、緊張してしまった筋肉をゆるめるために『ストレッチポール』を使ったリラクゼーションを
体験しました。
まずは、ヒトが立つときの理想的な姿勢について説明しました。
普段まっすぐ立っているつもりでも、実際は頭が前に出ていたり腰が反っていたり、
ヒトそれぞれ姿勢は違います。
その後、ストレッチポールにのって手を広げたり足を曲げたりと、
リラックスしてゆっくり動かしていきます。
運動を終えて、ストレッチポールから降りると、緊張していた筋肉がゆるみ、
マットに沈み込むような感覚を感じることができます。
最初の姿勢との違いを確認してもらうことで、変化した姿勢にびっくりしていました。
今回は普段の勉強で日々使っている筋肉をゆるめることができ、
リラックスしてもらえたのではないでしょうか。
理学療法士は正しい姿勢を取り戻し、健康な身体を作ることもサポートします。
次回のテーマは「物理療法を体験してみよう!」です。
救急救命学科 ~バイタルサインを学ぼう~
11月13日のオープンキャンパスでは、バイタルサイン(意識、呼吸数、脈拍数、血圧、体温)を
中心に「からだの状態を確認しましょう」をテーマに体験実習を行いました。
まずは意識とは脳の機能の確認であり、覚醒と認知機能を確認する方法(ジャパンコーマスケール)の
説明を受けた後に学生を相手に実践しました。
次に聴診器の使用方法を学習して呼吸数を頸部で計測し、続いて体表に近い動脈、橈骨動脈(手首)や
総頸動脈(頸部)などを触れて脈拍数の計測を行いました。
血圧の発生する仕組みや心臓が収縮していないときになぜ血圧が発生しているのかなどを
学習後に血圧計の操作方法を学び、最高血圧と最低血圧を血圧計と聴診器により測定しました。
最後に体温の測定方法と発熱や低体温についての説明を行いました。
バイタルサインは傷病者の方の体の状況を把握するためには必ず必要なものです。
これを確実および迅速に計測する技術と、その結果の分析は救急救命を行う上では必須の技術です。
今回の指導はすべて救急救命学科の3年生1名と1年生2名で行い、
参加された方々は真剣に体験学習を受講されました。
次回12月11日(日)のテーマは「交通外傷処置を体験しよう!」です。
交通事故車両からの救出方法や固定法などについて勉強してみましょう。
看護学科 ~車椅子の乗ってみよう~
本日は3名の高校生と2名の社会人の方が参加されました。
ベッドに横になった状態から座り、次に立つときの援助の方法のミニ講義のあと、
在校生のデモンストレーションを見学したり、参加者が車椅子に乗ったり、押したりの体験をしました。
廊下を移動したり、エレベーターに乗ったりすることで
「車いすは方向変換する時ぶつかりそうでこわい」「エレベーターが動くとフワフワした」
「患者さんの気持ちがわかった」などの感想が聞かれました。
その後、交流会で在校生に看護や学校生活について聞くことで、
「先輩が丁寧に教えてくれて、学校生活のイメージが湧いてよかったです。」
という意見をもらいました。
次回のテーマは「シーツ交換、環境を整えてみよう」です。