『2/5(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~片手でできる?調理の体験をしよう!~
作業療法学科の体験授業は『片手でできる?調理の体験をしよう!』でした。
脳卒中という病名を耳にしたことがあると思います。高齢の方の病気と思われがちですが
働き盛りの若い人にも増えてきています。これは世界的にみられる傾向です。
ある日突然、半身麻痺になり、脳に後遺症を残すことが多く
命が奪われてしまうこともある病気です。
今回の体験授業では、参加くださった皆さんと一緒に、利き手だけを使って
パンケーキを焼いてもらいました。エプロンを身につける、卵を割る、牛乳パックを開ける
袋の口をはさみで切る、ボールに入れて混ぜる、焼く、フライ返しで裏返す、フルーツ缶詰を開封する
包丁で切る、盛り付ける、食べる・・・すべての工程を片手で行ってもらいました。
いつもなら何の苦労もなくできる動作(作業)に時間がかかってしまったり、ついつい
もう一方の手を使いそうになったり、普段では体験することのない時間を一緒に過ごしました。
両手を使うことが当たり前の生活してきた人が、突然、片手しか使えない日常が現実となったとき
どんな心情なのか、身の回り動作にどれほど大きな困難を伴うのか
もしも利き手が麻痺したらもっと苦労されるだろうと、さまざまなことに思いをはせながら
患者さんの立場を体験しました。
作業療法士が片麻痺の患者さんにできるサポートについても概略をお話ししました。
次回のテーマは「意思伝達装置の体験をしよう!」です。
理学療法学科 ~車いすを体験してみよう!~
病気やケガで足を失ってしまった方、足が動かなくなってしまった方にとって、車いすは足代わりです。
患者様に車いすへの乗り移りや操作方法を教えることも理学療法士の役割の一つです。
車いす移動では、平地、坂道、不整地など、様々な環境の中での移動が必要となります。
今回は車いすで段差やスロープを使って、車いすに乗る体験や介助の体験を行いました。
車いすに乗って自分で移動する場合、わずかな段差を越えることができなかったり
左右に進路を変えながら走行することの難しさを感じてもらいました。
また、車いすに乗って介助される場合、押す側に比べて振動やスピードを感じやすいことを学びました。
今回の体験を通して、車いすで生活している方がどんなことに困っていて
どのように介助してもらうと助かるかなど、考えるきっかけになったのではないでしょうか。
次回のOCは、『寝返り・起き上がりのコツ』です。
是非、ご参加ください。
救急救命学科 ~人の搬送って大変!~
2月5日のオープンキャンパスでは、「救急隊の搬送法を体験しましょう!」をテーマに体験実習を行いました。
外傷や疾病により救急車を呼んだ傷病者に対し、可能な限り侵襲を少なくかつ
迅速に搬送する方法について体験実習をしていただきました。
バックボードやスクープストレッチャー、ターポリン担架を使用しての搬送法や
エクスチェンジストレッチャーの使用方法について体験授業を実施しました。
2月5日のオープンキャンパスも時間短縮で行ったので
実際に体験していただく時間がなく搬送方法についてほぼ展示のみになりましたが
熱心に授業を受けていただきました。
次回のテーマは「応急手当の基本を学ぼう!」です。
看護学科 ~大人のオムツを交換してみよう~
本日は2名の高校生の方が参加してくれました。
今回の体験授業は、「オムツ交換」でした。オムツ交換のポイントは、羞恥心に配慮した声かけや
手早く行うことです。体験授業では、看護学生が、モデル人形を用い
羞恥心に配慮した具体的な声かけを行いながら、オムツ交換を実践しました。
参加した高校生の方から「へーこんなふうにするんだ」と感心の声とともに
「楽しい体験だった」等の感想を頂きました。
次回のテーマは「あなたの行動で人を救おう!」です。