『7/31(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~スイッチとコミュニケーションエイド~
コミュニケーションは、話すことや身振り手振りなど手段は様々です。
声を出すと自分の意思の奥深くまで相手に伝えることができます。
喉に麻痺があることなどで、真意を伝えられない障害者は数多く存在します。
発声ができないことで心が塞がれてしまうこともあります。
しかし、代替手段によってその問題はある程度解決できます。
作業療法士はそのお手伝いを担う仕事です。
まず、判断力や知的な側面など、その人なりの能力を把握することから始めます。
体に動かせる部分があれば、その機能を使って「スイッチ」の操作を覚えます。
眉間や親指、呼気などの動きがあれば、機器を扱うのは難しくありません。
当校の在校生とともに、多くの機器を操作する体験をしてもらいました。
最近では、早い段階から作業療法士を志す方が増えてきています。
今回のような、実際の作業療法場面に触れることが、期待の一助になっていただければ幸いです。
次回のテーマは「高次脳機能障害ってなに⁉」についてです。
理学療法学科 ~テーピング~
今回のオープンキャンパスは、「テーピング」でした。
スポーツの現場などで必要になる技術の1つが、このテーピングです。
様々な症状を緩和するための方法がありますが、今回は『肘のケガ』に対する
肘関節の固定を体験していただきました。
テーピングを巻く目的などを講義で説明し、いざ実践!
巻き方の手順などをスライドと口頭で説明した上で、実際に体験してもらいます。
テープを切る時に、少し失敗してしまうこともありましたが、皆さん上手に巻けていました。
初めての経験の方がほとんどでしたが、テープのしわも少なく、
肘関節の固定をしっかり行うことができました。
次回のオープンキャンパスは「筋力トレーニング」についてです。
是非、ご参加ください。
救急救命学科 ~目の前のhelp!あなたはどうする?~
7月31日のオープンキャンパスでは、「応急手当の基本を体験しましょう」をテーマに、
体験実習を行いました。参加者は、意識状態の悪い人に行う〈昏睡体位〉。
出血時の対応である〈止血法〉。アレルギー反応に対する緊急処置〈エピペンの使用法〉。のほか
溺水時の対応や熱傷時の対応などを中心に学生4名の指導により体験授業を受講されました。
次回のテーマは「救急救命士の救命処置を体験しましょう」です。
救急救命処置とは何か、それを行う理由と効果などについて勉強してみましょう。
看護学科 ~バイタルサインを測ってみよう~
参加者25名となり、コロナの影響で昨年の同時期と比べると少ないものの前回より6名増えました。
授業時間は残念ながら10分間短縮で30分間でした。
体験授業は、「フィジカルアセスメント」と題し、看護に必要な身体面の情報として、
血圧測定と脈拍測定、聴診についての知識と技術の授業を行いました。
血圧測定はまず、授業で習った技術をそのまま在校生が再現しました。
参加者にも体験してほしかったのですが、時間の都合で2名のみとなり残念でした。
聴診の体験では、聴診器の扱い方を学び、フィジカルアセスメントモデルの「フィジコ」で
高齢者の肺炎の所見を聴診してもらい、正常呼吸音との違いを聴き分けられていました。
在校生との交流会では、前回同様2グループに分かれてそれぞれに入学してからの学習方法や、
日々の生活について情報提供していました。
次回のテーマは「体位交換、ガーゼ交換をやってみよう!」です。