『9/11(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~手の動きを調べてみよう~
普段は何気なく使っている“手”も障害を持つことで多くの苦痛を強いられます。
障害の状況を理解して適切な治療につなげるためにも“手”の評価は欠かせません。
正常な手をみると色々使い方があります。
基本的には“グー” か“パー”の形で使い分けをしていますが、
握ることを中心とした“グー”の形で使うことがほとんどです。
握り方にも3種類あり、力の強さや器用さによって使い分けをします。
握りの形を変えた“つまみ”は、更なる器用さを求められたものであり、
食事や着替えなどの身の回りのことに大きく関わります。
実際の患者さんの映像を紹介しましたので、理解ができたのではないかと思います。
今回は“握り” と“つまみ”を評価するための検査を実践していただきました。
在校生がセラピスト役、参加者が患者さん役になりSTEF検査を実施しましたが、
とてもたくさんの検査があり驚かれたのではないでしょうか?
私たち作業療法士は、わずかでも残存している機能を探し出すために
このような綿密な検査を行っているのです。
とても地味な作業ではありますが、生活を潤す作業療法士らしい仕事と言えます。
少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。
次回のテーマは「職業復帰に向けてのリハビリテーション」です。
作業療法士に興味があれば、ぜひ来てください。
お待ちしております。
理学療法学科 ~医療・介護用ロボットの紹介~
今回の理学療法学科では、オープンキャンパス特別企画として、臨床現場で活躍されている
理学療法士の先生方をお招きして、『医療・介護用ロボット』について紹介をしていただきました。
医療・介護用ロボットは高齢者や身体に障害がある人に装着して使われます。
身体に電極を貼って、脳からの指令を電極がキャッチすることで、実際の動きをサポートしてくれます。
効率のよい運動を行えることで、身体機能の回復を促すことができます。
実際に講師の先生が臨床現場でどのように活用しているか、ロボットを使用して治療を行った
患者さまの経過についてBefore・Afterの動画を交えながら説明していただきました。
また、相談コーナーでは、参加者の質問に答えていただきました。
今回の内容を通して『医療・介護用ロボット』への理解が深まり、
今後の理学療法に関する選択肢の広がりを感じることができました。
次回は『フットプリンターを使って自分の足をよく知ろう』です。
是非、参加を検討してください。
救急救命学科 ~応急手当の基本を学ぼう!~
9月11日のオープンキャンパスでは、「救急隊到着までに、あなたにできることがあります、
体験しましょう」をテーマに、体験実習を行いました。器具を使用せず、
または近くにあるものを利用して病気やけがをした人を助ける方法について実習しました。
次回のテーマは「救急隊の搬送法を体験しましょう」です。
搬送法の方法とその適応について勉強してみましょう。
看護学科 ~言葉を使わないコミュニケーション~
本日は9名の高校生が参加してくださいました。
体験授業では、「言葉を使わないコミュニケーション『コミュニケーション技術の体験』」でした。
ゲーム感覚で実施しました。言葉ではなく、見た目、表情、ジェスチャー等が伝える内容が
コミュニケーションの中で占める割合が大きいことを体験してもらいました。
「面白かった」「難しかった」という意見をもらっています。
交流会では「今楽しい授業内容は?」「アルバイトについて」等の質問がでました。
学生生活紹介では「3年間でどういう学びが出来るのかが具体的に分かった」
といった感想をもらいました。
次回のテーマは「褥瘡(床ずれ)予防のための体位交換をやってみよう!」です。
背抜き、側臥位への体位交換、枕を使ってやってみましょう。