【理学療法学科】2年生『運動器障害の理学療法』の授業紹介
松葉杖はケガや骨折などで片足を着くことができなくなった際、安全に歩くために
使用する道具です。
今回の授業では、松葉杖の使い方や長さの調節、歩き方について、実技を通して学びました。
実際に松葉杖で歩くことは、2本の長い杖を使用するだけで簡単なように思えますが、
意外とそうではありません。
足の代わりに両手で体重を支えて歩くには、両手の筋力やバランス感覚が必要です。
学生も最初は、使い慣れない松葉杖に苦戦していましたが、慣れてくると
上手に歩くことができていました。
また、段差や階段のある場所でも、手順を理解すれば安全に昇り降りができることを学びました。
実際の臨床現場では、理学療法士が松葉杖指導を行います。学生は様々な経験を通して、
日々、理学療法に関する学びを深めています。