【理学療法学科】3年生『脊髄損傷の理学療法』の授業紹介
脊髄とは脳と身体を繋ぐ神経の束で、交通事故や転倒により脊髄損傷が起こると、
手足を動かせなくなり、体の感覚が鈍くなったりします。
車いすを使用する際、体を自由に動かせず同じ姿勢で座り続けると、
お尻が痛くなり褥瘡(床ずれ)が発生することもあります。
今回の授業では、車いすに座った姿勢で、お尻を浮かす除圧の方法について学習しました。
学生は、脊髄損傷で手足を自由に動かせない状況で、残された体の働きを使って、
どうすればお尻を浮かせて除圧ができるか、グループワークで考えながら
体験することができました。
理学療法士が治療を行う病気は数多くあり、それぞれの病気の特徴や症状を理解することは
とても大切です。
それぞれの患者さまに適切な支援が行えるよう、学生たちは日々勉強を頑張っています。