学校法人 福山医療学園 厚生労働大臣指定「福山医療専門学校」看護学科

福山市で看護師を育成!
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学科の特長

看護師とは患者さんに寄り添い、心と身体の看護ケアを行う専門職です。「生」と「死」という人の一生の中でも最も重要な局面に立ち会う仕事になります。 あらゆる世代を対象として “生命の尊重“ と ”人間の尊厳“ をもとに、看護に必要な能力と態度を養います。高度先進医療においては、より安全でより質の高い看護の役割・機能が求められています。

その中で、科学的根拠に基づいた正確な判断力と高い専門知識、技術の修得を目指すと同時に、人間を深く理解し、看護を必要とする幅広い方々に対応できる豊かな人間性、主体性を育成することを目指します。 医療チームの一員として、保健・医療・福祉分野の発展と地域社会に貢献できる看護師を育成します。

看護師の仕事は、病院、クリニック、訪問看護ステーション、介護施設、保育園など多岐にわたります。

学びのポイント

3年間の看護教育課程

看護師に必要な自己・他者理解を深め、自主性と良好な人間関係構築を目指 す話し合い学習法( L T D 学習法)を取り入れており、地域で貢献できる看護師養成のため、地域医療・地域看護学の基礎を学び、在宅看護や訪問看護のスキルを習得できるカリキュラム構成としています。同じ志をもつ仲間とともに高め合える仕組みをつくります。

担任・チュートリアル教育の併用体制

学年担任とチューター教員が、学習進度に合わせて状況を確認しながら指導を行い、教育効果の上がる体制を整えています。1学年40名の学生に対して担任が1名、5名の学生に対してチューター教員を1名配属し、学生一人ひとりの学習進度に合わせた指導で学校生活をサポートします。

充実の教育設備

病院などでの臨地実習に向けた学習ができる実習室と最新の医療機器を完備。現場のニーズに即した知識と技術を養います。広い多目的ホールや専用ロッカーもあり、快適に学習できる環境です。

 

学びのステップ

3年間の実習と国家試験までの流れ

1年次

基礎看護学実習 I

6月から8月にかけて、福祉施設見学実習を2日間、病院実習を6日間行います。患者さんを取り巻く生活環境を学び、患者さんとのコミュニケーションを初めて実践します。

 

2年次

基礎看護学実習 II

1月に病棟で3週間、患者さんを受け持ち授業で学習した内容を実践します。看護学の基本となる理論や専門的知識・技術を使って、他者との関りを通して自己理解を深め、看護師として求められる判断力や実践力の基礎を学びます。

老年看護学実習 I

2月に施設で3週間、高齢者の施設での楽しみや生きがい、生活の場におけるセルフケア促進への援助について学びます。

 

3年次

4月から11月にかけて、病院・施設で3週間ずつ行います

成人看護学実習 I・II・III

成人期にある人とその家族の特徴や、健康の維持・増進及び疾患の病期に応じた看護支援に必要な知識・技術・態度を学びます。

老年看護学実習 II

老年期の特徴や老化に対応した看護、健康の維持・増進のための支援、健康障害をもつ高齢者とその家族に対する看護に必要な知識・技術・態度を学びます。

小児看護学実習

小児各期の特徴や、小児の成長発達に応じた養護と健康障害をもつ小児とその家族に対する看護に必要な知識・技術・態度を学びます。

母性看護学実習

母性の特徴や、女性の一生を通じた健康の保持増進及び自己管理を支援する看護の役割を学びます。

精神看護学実習

こころの健康の維持・回復・増進に必要な知識・技術・態度、対象者の回復を促進する看護について学びます。

在宅看護論実習

在宅で提供する看護や、基礎的な技術を身に付け、他職種と連携・協働する中での看護の役割を学びます。

看護の統合と実践実習

3年間の終盤として病院組織における看護部の位置づけと役割・責務・病棟管理の実際を学びます。

 

授業の一例

〈LTD学習法〉

LTD(Learning Through Discussion)による協同学習方法を取り入れており、基本的な理論と技法について体験しながら仲間と共に高め合うことで確かで幅広い知識が身につきます。学習方法を学ぶことで、今後の学習に活用していきます。

〈人間関係論〉

良好な人間関係をつくるための知識と技術を学び、患者・家族や他職種との関係づくりを講義や模擬体験を通して理解していきます。

〈フィジカルアセスメント〉

患者様の症状の訴えを聞き、頭から足先まで全身を観察して情報収集を行います。そのために、問診・視診・触診・打診・聴診などの看護師として必要な知識や技術を身につけていきます。

〈訪問看護技術〉

訪問看護の特性を学び、専門的知識・技術をもって療養生活の支援と、在宅生活を支える訪問看護技術を学んでいきます。

〈看護学実習〉

学内で学習した知識技術をもって、臨地において実践する科目です。実習には、「基礎看護学実習」をはじめ」各領域実習を終えていき、最後に「統合実習」で夜勤なども体験していきます。看護学生として一番成長できる科目になります。

施設紹介

第1看護実習室(基礎/成人)
看護の対象に必要な援助を行うための基本技術を学ぶ実習室です。12台のベッドを配置し、講義に必要な天井吊モニターや人体解剖、骨格、各種器官などの標本・模型を備えています。各看護学の専門領域において、生活を整える基本技術や診療の補助技術を身につけます。

第2看護実習室(母性/小児)
未熟児・新生児シミュレーターを多く備え、沐浴や保育器収容児の援助や妊婦の産前産後の援助のほか、乳幼児の看護などに必要な技術を学ぶ実習室です。

在宅看護実習室
主に在宅療養への支援、精神的なケア、家庭訪問での技術などを具体的に展開するために、演習を通して学生自らが積極的に学ぶセルフケアを行って学習します。

フィジカルアセスメントモデル
様々な病態が再現できるモデルです。心音や呼吸音の聴診、血圧測定などを通して患者の状態を的確に把握する能力を身に付けます。

パソコン室
最新のパソコンを44台設置。記録作成やデータ整理など、医療福祉の世界にもパソコンは必需品です。

多目的ホール
パソコンや大型テレビ、自動販売機が設置してあります。
学生達が集う『憩いの場』です。

募集要項

学科・募集人員・修業年限

  1. 学科 募集人員 修業年限
    看護学科 40名(男・女) 3年
  2. 入学時期

    令和5年4月

  3. 出願資格
    1. 高等学校を卒業した者、及び令和5年3月卒業見込みの者
    2. 高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者
      (学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することのできる者)

卒業後の資格・目標とする主な職業

学科 資格 目標とする主な職業
看護学科
  • 看護師国家試験受験資格
  • 保健師養成所受験資格
  • 助産師養成所受験資格
  • 養護教諭養成課程(1年)受験資格
  • 専門士(大学編入資格)
看護師
  • ただし、編入できる大学、年次については各大学で違います。
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