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『4/27(日)に、オープンキャンパスを開催しました!』

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作業療法学科 ~手が麻痺したら、どうしよう。生活のリハビリ〜

脳卒中や事故によって、腕が動きにくくなることがあります。

腕が動きにくくなることで、日常生活や社会生活で多くの問題が出てきます。

例えば、ご飯を食べるとき、お茶碗が持てない。紐が結べない。ハサミで紙が切れない。

数えだしたらキリがありません。

そのため、作業療法の現場では腕のリハビリを行うことが度々あります。

今回は、実際の作業療法の現場で行っている腕の検査と作業療法で使用している治療道具に触れて、楽しく体験

をしていただきました。

左上の写真は、簡易上肢機能検査(STEF)と呼ばれるもので、腕の検査では最も一般的な検査です。

時間内にボールやブロックを移動させたり、布を裏返したりして検査します。

はじめは大きなものを移動させて簡単ですが、次第に2mm程度の玉やコインを素早くつまんで移動させるなど

難しくなります。参加学生も「最後の方は意外と難しい」と感想を言っていました。

右上の写真は、腕の練習のための積み木を積む作業をしているところです。腕が麻痺すると空中で手を留めてお

くことが難しくなります。作業療法では空中で手を留める練習として積み木を積むことも行ったりします。今回

は参加学生とスタッフが交互に積み木を積んでどちらが積み木を倒すか競争しました。参加学生からは、「作業

療法は楽しみながらリハビリができて面白い」と言っていました。

次回のテーマは、「3Dプリンターを使って作業療法の道具を作ってみよう」です。

最近、注目されている3Dプリンターで、自助具(障害がある状態でも生活ができるようにする道具)を作って

みよう。

ぜひ、お越しください。お待ちしております。

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理学療法学科 ~骨模型を使って骨について学んでみよう!~

今回の体験授業では、骨模型を使って「骨」について楽しく学びました。

まずはグループに分かれて、全身の骨を実際に並べるワークに挑戦。頭の骨(頭蓋骨)から足の指の骨(足趾

骨)まで、本や教科書だけではイメージしにくい骨の形やつながりを、模型を使ってリアルに体感しました。

「この骨、意外と小さいね!」「ここでこんなふうにつながってるんだ!」と、発見の連続で、みんな自然と会

話が弾みます。

次は、関節可動域の測定にもチャレンジ!

実際に友だち同士で腕や足を動かし合いながら、どこまで曲げ伸ばしができるのか、角度を測りました。模型で

骨の動きを理解してから実際に測ることで、「関節ってこうやって動いてるんだ!」と実感を伴った学びになっ

ている様子でした。

更に、骨の指標を知ったところで、姿勢観察にも取り組みました。

お互いに立位姿勢や座位姿勢をチェックし、背骨のカーブや肩の高さ、骨盤の傾きなどを観察。骨模型と照らし

合いながら、「どこが正しい位置かな?」「この姿勢だとどこに負担がかかりそう?」と考え、体のバランスの

大切さを実感しました。

初めて見る本物そっくりの骨模型に触れながら、座学だけでは得られない「体感する学び」ができた1日。

参加したみんなからは「もっと骨や体のことを深く知りたくなった!」「姿勢ってこんなに大事なんだね!」

という感想がたくさん聞かれました。

次回のオープンキャンパスは、5/25(日)『座り方を知って、体の不調を防ごう!」です。

普段何気なく座っていると思いますが、自分の座り方に自信がありますか!ぜひお待ちしております。

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救急救命学科 ~バイタルサインを学ぼう!~

4月27日のオープンキャンパスでは、「からだの状態を確認しましょう」をテーマに体験実習を行いました。

身体の状態を知るためのバイタルサインについて勉強しました。

バイタルサインとは、呼吸数、脈拍数、血圧、体温を指します。バイタルサインは生命兆候といわれ、傷病者の

方の状態を客観的に評価することができます。

救急隊の場合は意識レベルと血中酸素飽和度(SPO₂)もバイタルに含めて観察します。

血圧計や血中酸素飽和度を測定するバルスオキシメーターを使用します。

血圧測定はマンシェットの巻き方や測定の仕方によって数値が変わってくるので正しい測定方法を知ることが大

切です。

傷病者の方の現在の状態でバイタルの数値は正常なのか、異常があるのかを確認し、他の観察所見も含めて総合

的に重症度・緊急度の判断をします。

次回、5月25日(日)のテーマは、「命に直結、心肺蘇生法を学ぼう!」の予定です。

もしもの時に必要な心肺蘇生法について勉強しましょう。

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看護学科 ~妊婦さんを体験してみよう!~

看護学科のオープンキャンパスでは、「妊婦疑似体験 ~妊婦さんを体験してみよう~」のテーマで開催され、

高校生とそのご家族が参加されました。

「〜妊婦さんを体験してみよう~ 母と妊婦さんについて考える」をテーマに講義を行い、母親がどのようにし

て自分をこの世に誕生させたか。家族がどのような気持ちで皆さんの成長を見守ってきたか。また、お腹の中に

いる赤ちゃんが元気でいるか、心配な母親の気持ちを知っていただくために、お腹の中にいる赤ちゃんのエコー

写真が胎児心拍音を聞いてもらうと高校生は「あんな小さかったんだ」と一緒に来られている家族と話をし、ご

家族も「懐かしい」「思い出します」とご家族の発言も取り入れながら講義を行いました。

実際に妊婦体験をするため、7〜8kgある妊婦体験ジャケットを着て椅子に腰を掛け、廊下を歩いてみました。

すると、「足元が見てにくくて怖い」「お腹が重くて腰が痛くなりそう」など、妊婦体験ジャケットを装着後

の高校生の発言からご家族も「爪を切ることが難しかった」「お腹の中で赤ちゃんが動くと安心する」など、

みんなで意見交換を行いました。

参加者の中には、助産師になりたい思いがあり進路について相談を受けたので、様々な進路方法についても説明

を行いました。

2年生の先輩が学校の生活や行事について説明を行い、先輩との交流会では参加した高校生から学校生活や学習

内容について質問があり、多くの意見交換ができました。参加された高校生から「話しやすくて、学校のことが

たくさん聞けて良かった」「学校の雰囲気が良くて楽しかった」という感想が頂けました。

次回の5月25日(日)オープンキャンパスは、「おうちで安全に生活する方法を学ぼう」のテーマで開催いた

します。ぜひ、ご参加くださいね。

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